簿記検定試験

簿記は、企業の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにするスキルです。企業規模や業種・業態を問わず、あらゆる企業において必要な知識であり、簿記を理解することによって、企業の経理事務に必要な会計知識や財務諸表を読む力、基礎的な経営管理や分析力を身につけることができます。また、簿記の知識・スキルを身につけることで、費用や収益率を意識した仕事ができ、さらには、ビジネスの基本であるコスト感覚も身につきます。
最近では、経理担当者だけでなく、全ての社会人が身につけるべき知識・スキルとして、多くの企業が社員に対して簿記の3級、2級の資格取得を奨励しており、「日商簿記」として高い評価を得ています。 

  

令和5年度日商簿記検定統一試験(ペーパー試験)日程

回数 試験日 申込受付期間 合格発表

164回

1~3級 6月11日(日)

【ネット】4月24日(月)~5月12日(金)

1級:7月31日(月)

2・3級:6月26日(月)

【窓口】4月24日(月)~5月15日(月)

※4月25日(火)~27日(木)は午後7時30分まで受付

165回

1~3級 11月19日(日)

【ネット】10月2日(月)~10月20日(金)

1級:1月9日(火)

2・3級:12月4日(月)

【窓口】10月2日(月)~10月23日(月)

※10月3日(火)~5日(木)は午後7時30分まで受付

166回 2~3級 2月25日(日)

【ネット】1月9日(火)~1月26日(金)

2・3級:3月11日(月)

【窓口】1月9日(火)~1月29日(月)

※1月9日(火)~11日(木)は午後7時30分まで受付

申込状況確認ページについて(インターネット申込者のみ)

  下記の<申込状況確認ページ>より申込者様ご自身で申込状況を確認することが出来ます。

     <申込状況確認ページ>


受験資格

学歴・年齢・性別・国籍に制限はありません。
2・1級、3・2級を同日に併願受験することもできます。


受験料(税込)

1級

7,850円

2級

4,720円

3級

2,850円

 

試験時間

説明開始時間

制限時間

1級

9:00

(前半)1時間30分

休憩15分

(後半)1時間30分

2級

13:30

90分

3級

A試験:9:00

B試験:11:00

60分

 60分

※3級受験者は当所にてA試験(9時~)もしくはB試験(11時~)の説明開始時間に割り当てます。

 受験票に記載の開始時間を必ずご確認ください。

   

試験会場

群馬県立前橋商業高等学校(予定)
※試験当日の試験会場への入場は、試験開始30分前からです。
※駐車場はありませんので、公共交通機関にてお越しください。
※土足厳禁のため必ず上履きを持参してください。

※当日は必ずマスクの着用をお願いいたします。

 

申込方法

「インターネット申込」と「窓口申込」がございます。「受験者に対しての同意事項」(日本商工会議所検定HP)の記載事項を承諾のうえ、お申込みください。
※「インターネット申込」と「窓口申込」では、申込期間が異なりますのでご注意ください。
※申込方法や期間を正しくご確認のうえ、お申込みください。申込方法相違や申込期間外は受付できません。

 

「インターネット申込」はこちら

 

「窓口申込」

申込期間中に直接前橋商工会議所に来所し、窓口の専用パソコンにて必要事項を入力のうえ、受験料を添えてお申込みください。

 

程度・能力/試験科目/合格基準

程度・能力 試験科目 合格基準
1級

公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門。

1級に合格すると、税理士試験の受験資格が得られる。
極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を習得し、

財務諸表規則や企業会計に関する会計基準や会社法、財務諸表規則などの

企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析ができるレベル。

商業簿記

会計学

工業簿記

原価計算

70点以上
(但し、1科目ごと

の得点は40%以上)

2級

経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。

高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、

財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、

企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析ができるレベル。

商業簿記

工業簿記
(原価計算
を含む)
5題以内 

70点以上
3級

業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき

「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。

基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や

会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために

求められるレベル。

商業簿記
3題以内 
70点以上

 

試験当日の持ち物

①受験票
②筆記用具(HBまたはBの黒鉛筆、シャープペンシル、消しゴム)
※ラインマーカーや色鉛筆、定規等の使用は認めません。
③計算器具(電卓・そろばん)
※電卓は、計算機能(四則演算)のみのものに限る。
【持込可能】日数計算・時間計算・換算・税計算・検算(音の出ないものに限る)機能は使用可。
【持込不可】印刷(出力)機能・メロディー機能・プログラム機能(関数電卓等の多機能な電卓、売価計算・原価計算等の公式の記憶機能がある電卓)・辞書機能(文字入力を含む)は使用不可。

④身分証明書(運転免許証・パスポート・学生証など)
※原則として氏名・生年月日・顔写真のいずれも確認できるもの
※但し、小学生以下は不要。
※身分証明書をお持ちでない方は、事前に事務局までご連絡ください。

 

合格発表

下記の方法で合格発表日より合格者の受験番号にて発表いたします。
①前橋商工会議所1階ロビーに掲示
②前橋商工会議所のホームページ
※合格発表日の9時頃からご確認いただけます。
※受験番号による発表のため、受験票は試験終了後も紛失しないようにお願いします。
※実施回・級をよく確認のうえご確認ください。
※試験の合否、答案用紙の閲覧、試験内容や採点内容についての電話、文書等でのお問い合わせには一切応じられません。
※得点については、教育的見地より受験者本人から要望があった場合に限りご確認いただけます。
窓口に受験票と身分証明書を持ってお越しください。(土曜・日曜・祝日及び12月29日~1月3日を除く8:30~17:30)

 

合格証書の交付

①窓口・ネット申込者は、合格証書交付日より受験票の提示にてお渡しします。代理の方でも受験票をご持参いただければ、身分証明書を確認のうえお渡しします。
②団体申込者は、お申込みをされた団体からお受け取りください。
※試験施行日から原則として1年を過ぎますと、合格証書はお渡しできませんのでご注意ください。
※合格証書は再発行できません。交付期間を過ぎてしまったり、紛失された場合などは、合格証明書の発行(有料)を別途申請ください。

 

合格者の特典

①1級合格者には、税理士試験における受験資格の認定と、職業能力開発促進法の指導員資格試験における事務員の試験科目の一部が免除されます。
②3級以上の合格者には、大学入学資格検定(大検)で「簿記会計」の科目が免除されます。